LOGIN
ユーザ名:

パスワード:


SSL
パスワード紛失

新規登録
QRコード
TODAY'S
予定なし
SEARCH
MAIN MENU
ONLINE
9 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが 劇団員BLOGS を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 9

もっと...
ACCESS COUNTER
今日 :318
昨日 :499
今週 :3013
今月 :18597
総計 :7455830
平均 :1800
taquino.net

ヘッドライン


たまに書くやつ2
  最終更新日
要旨 たまに書くんです。
ウェブマスター
カテゴリ
作成
言語 ja
謹賀
公開:
要旨:

末吉でした。
前厄に入る小野寺です。

新年明けましておめでとうございます。

満喫してますか?
年末年始。
紅白もヨシ。お酒もヨシ。初詣もヨシ。
楽しき年末年始を皆様が過ごしていけるよう、願ってやみませぬ。


おいらは、末吉で前厄ですけどね。
トホホ。


あ、さて。

ただ、なんとなく生きていっちゃいかんなと。
強く思っていますよ。
まぁ、銭なんかないので、生活に追われる部分というのはあるのですけど。
でもですね。
ただ、なんとなくなんか生きない。
自分は自分に嘘をついちゃいけないぞと、思いながら。
まぁ、大人ですから、抑えるところは抑えますけれども。
そういうこととかじゃなくてですね。
うん。
おいらは、こうやって生きていくんだ!って部分だけはね。
うん。大事に。

日々を充実感で満たすことは容易な時代だと思います。
娯楽は溢れているし、夢は誰だって持つことが出来るようになってます。
多分ね、充実感なんて、毎日の旨いビールとか、風呂とか、子供の笑顔とかさ。
そういうものからだって、どんどん感じられるのです。
だから、ああ、俺は生きてる。って実感することって、実はそんなに難しくないのです。

自分はなんのために生きているのだろう?とかさ。
こんな人間にだけはなりたくないぜ!とかさ。
青臭いこと、誰だって、10代とかで一度は考えたりすると思うのです。
その中で、答えを探して、見つけたり忘れたり時間にうもれたりして大人になります。
どこかで、気恥ずかしくなったり、ダッセーとか気付いちゃったりする場合もあるでしょう。

だから、難しい年齢に突入していくんだなって。
3月で不惑っすから。
おほほ。

おいらは、オイラであり続ける。
って部分をね。
どう切り盛りしていくかですよ、あーた。
恥ずかしいヤツにだけは、なりたかねーな。
ほんで、やっぱ、大事なコトだけが失いたくねーな。
10代からはきっと変容しているんだけどさ。
それでもね。
ただ漠然と生きたくないのです。
年とっても、やっぱり、「憧れることのできる自分」に一歩でも近づこうって思ってます。
ああ、こんな感じがかっけーよ。って言えるさ。

充実感とかに騙せれないようにしないとな。
大人であることで、頭でこねくらないようにしないとな。

ふざけんじゃねーよ。こんにゃろめ。
寝ぼけてんなよ。小野寺さん。

ガスガス、進め!!小野寺!!

謹賀。

ホンネとタテマエ
公開:
要旨:

はてさて。右側は相変わらずなんだかなんだかです。

裏話的なことは他に譲るとして。
自分的にも忘れたくないので今回の演技的なテーマについて書いておこうと思う。

人間てのは、実に多層構造であります。

「元々シャイな人間が、とても落ち込んでいて、それを悟られないために明るく振る舞う」
とか。
「とてもピュアな子が、なんだか意味もなく寂しくて、悪ぶってしまう」
とか。
「本当は無感動なので、真面目ぶって生きてきたが、ついつい周りに合わせて笑う」
などなど。

一見して矛盾しているようなことがいくつも重なって、多層の構造をして表層になっていく。
それが人間だし、人間の面白いところです。
悲しい時に泣いたりする芝居って実は浅いってのはその辺だったりする。

さて。
デビッドさんが当初から役者に演出で言っていたのは。
「二重性」でありました。
そう。今回の演技的テーマはそこだったのであります。
ほぼ登場人物の全員が、ホンネとタテマエを演じ分けていました。
麹町を誘導しながら、まるで初めてわかったかのように振る舞う犯人たち。
狙いは自分だと気づきながら、あえて、犯人の誘導にはまったフリをする探偵。
船長にだまされて、誰も居ないところでだけ船長を説得する航海士。
元々はこんな人間で、その人間があえてこう振舞っている・・そんな芝居にして欲しい。
そんな注文がまだ台本が何ページもないうちに提出されたわけです。

声は追い詰められてるけど、体のサバキがなんとなくウキウキしてる感じにならない?
みたいな演出もありました。
そこのリアクションだけ本音でいいや。
みたいな演出もありました。

・・・そういうコトをどうやって演じていくのか。
そこは、非常に難しかったんだと思うのであります。
犯人たちなんかは、どうやってそれをやったかはわからないのですけど、おいらはそうでした。
少なくても、犯人たちと同時にお客様をどうやって騙していくのか。
騙しながらも、どうやって、期待させていくのか。感情移入させていくのか。

わざと緊張感のあるシーンにしてみたり。
わざと重要なことをふざけて言ってみたり。
ちょっとした違和感と、ここは本音なんだぜってとこを織りまぜて。
出たり入ったりしながら。
それでも、常に真実だけを求めているんだよって姿勢をキープする。
ウソだらけなんだけど、そのウソは真実のためなんだという信念だけは崩さない。
そうやって作って行かないと太刀打ちできなかった。

でねぇ。
思ったよ。
今回の演技的テーマは。
別に今回だけにとどまる必要がないなって。
なぜなら、冒頭に書いたように。
人間は元々多層構造だからだ。
二重どころの話じゃないんだよって。
もっとずっと多層なんだぜって。

まぁ、普段はきっとそれを意識しないで役作り内でやってるんだと思う。
今回は、作品の構造上、意識して二重性を作っていかなくちゃいけなかっただけ。
でも、これは面白いことなんだから、もっともっと意識していいんじゃないかなって思った。
役作りの上で、その役の元々持っている矛盾ってのは、直接、そいつの存在に関わってる。
そんな風に思えたんだな。

いやあ。

ややこしや。

『松平サネユキが憂鬱』終演。謝。
公開:
要旨:

なんか、体の右側が痛いです。

劇団前方公演墳十四周年記念公演
麹町新之助事件帖II
『松平サネユキが憂鬱』

無事終演致しました。

今日は断髪してやろうと思っていたのですが。
完全に気絶したかのように眠っていたようです。
おかげさまで、サラサラロングヘヤです。
うっとおしい。

体の右側は、背中抑えたまま倒れるので。
受け身どころか、手が変な角度のママ倒れなくちゃいけないというね。
あー。もう。この右側の気だるさはいつまで続くのか。
どっか、おかしくなってんじゃねぇのか?と不安です。

裏話的なことは山ほどあります。
伝説のギャクデトチとか。カーデガンヒッカケ事件とか。シャシャキシャる事件とか。
ピンヒールベロリンコ事件とか。もっと細かいので言えば、なんか色々。
そんなにギリギリでもなかったと思うのですけれども。
あ、おいらだけはギリギリですたけれどもw
やっぱり、ナマの舞台。様々なことがLIVEに起きるのでありますね。
いつかどこかでそんなオモシロ話を見かけて下さいw

いやあ。おいらはギリギリでした。
暗記しても、もう、芝居にならないわけです。おいらの場合。
どう身体に入れ込むかというか・・・。
そういう作業が全然間に合わなくて。
朗読じゃないので、喋り言葉にしなくてはいけないわけです。
長台詞で、しかも説明的なセリフともなると、中々、その役が話している言葉にならない。
それも最終シーンなので台本が来た時期も遅い。
その中で、自分の言葉にしていく作業中にベタ入りに突入して・・みたいな感じですた。
解決はもちろん、お客様も犯人も全員騙すあのクライマックスの計算も完成してなかった。
お恥ずかしい限りです。
でも構造的においら一人しか事件を把握してないでの、解決でしたし。
まぁ、致し方ないのであります。
滑りこみセーフぐらいで本番突入でした。はい。

様々な感想を今、目にしています。
返信など出来ていないのもいっぱいあってすみません。
これだけ・・・あの暗転明けとか、ツッコミとか、船が揺れての登場とか、吊りとか。
ほんでもって、あの結末の持って行き方とか。
まぁ、悪ふざけ満載のコメディ。
ええ?そんなことするか?オイ?的な作品。
多分、前墳史上でも類を見ないほどのコメディ作品だったと思います。
まぁ、いつもコメディ要素はあるのですけれどもね。
いつも入ってる一番大きい悪ふざけがいくつも入ってるみたいな。
シリアス要素のが圧倒的に少なかったですし。
お客様がどんな反応になるかなぁ?とか思ってました。
さして、不安に感じていたわけでもないのですけれども、どうなるかなぁって。
でも、多分、出演者たちの想像を超えて、楽しんでいただいたようで、嬉しい限りです。
お褒めの言葉で舞い上がるわけにはいかないのですが、今だけは、たくさん褒めてください。

なんでしょね。
この感じ。
ジョンが見たら、バカじゃねぇの?って言うのかな。
いや、バカだからいいね。って言うような気もする。

どうしてそこまでやるの?という質問に。
こんなもんじゃないよ、おいらは。と答えられるようになりたいです。
まぁ、5時間の一人芝居とかでも、そう応えたいです。
もうね。徹底したい。
もっとさらに、馬鹿馬鹿しい作品とかもやりたいw

そんなこんなで。
ああ、あの髪型ともさらばです。ホットカーラーともさらばです。
あの劇場、あの照明、あの美術、あの裏動線、あの楽屋、あの喫煙所。
あのなんとも言えないパネルの匂い。ナリキンのエサの匂い。その後のリセッシュ。
ホワイトボードへの高橋への駄目だし、圭くんの吊り方の絵。溝口のプロムナードデッキ。
全てまるで胡蝶の夢のように。刹那の記憶のように。消えます。
おさらばしちゃいました。
ああ。ああ。

皆様に大感謝です。
もっともっとバカであろうと思います。
コメディでもシリアスでも、あんなにやっちゃって、バカだなぁと言われて笑えるように。
劇場、スタッフ、共演者、そしてお客様。
皆様に大感謝なのであります。
ありがとうございますという言葉では、いつも足りなくて、戸惑うおいらです。

さて。

行っくぞ!!

ついに十五周年イヤーに突入しちゃうぞ。しちゃうんだぞ!!

やっちまうんだぜーーー!!

人生にちょっとだけ色を塗ってみるようなこと。
公開:
要旨:

明日。
いや、正確には本日。

いよいよ。
『松平サネユキが憂鬱』
開幕します。

劇団初のスピンオフだそうです。わお。

今、きっとね。
うちの劇団員は苦しんでいるのです。
もちろん、本番を楽しみにしている気持ちとか色々とありながらですよ。
でも、きっと、ちょっとだけ苦しんでいるのです。

それはきっと。
自分はこの作品の中で何をお客様に届けるのだろう?
・・・ということが。
作品のテーマだとか、そういう部分が。
なんというか、とても、こう具体的じゃないのです。
いや、具体的なんですけどね。きっと、デビッドさんは。
なんというか、そもそもの自分の存在とか。
そういう見えない部分にだいぶスポットが当たってるのです。
客観的になかなか見えないんじゃないかなぁと思うのです。

でも、それをやれちゃってるのですよ。
そこが、実に面白い作品だなぁって思うのです。
届けているのです。

あのね。
うちの連中。
なんちゅうか、バカでオトナゲなくて、悪乗りをすぐするのですよ。
でもね。実に面白い連中が揃ってるわけです。
そのね。
面白い連中って部分の全てをね。
実際には中々舞台でお客様に届けられてないとは思うのです。
普段の面白さっていうのがあってですね。
そういうのって、作品ごとに、出せたり出せなかったり。見えたり見えなかったり。
まぁ、台本ありきですし、そりゃ、普段の面白い連中って部分までは中々ね。

でも今回は、それを余すことなく届けてるなぁと思うのですよ。
そして、その余すことなく届けていること自体が、作品のテーマに直結してるんだよなって。
こう思うわけです、はい。

こんなバカを観てね。
きっとね。
ほっこりすると思います。
うん、おいらは、今日の場当たりでしたんだよな。
ああ、なんてバカばっかなんだろう。
こんなことに真剣になってさ。
ちょっとでも、目の前の人を楽しまそうとしちゃってさ。
クレイジーだけど、ステキすぎるじゃねぇかって、ホッコリしたわけです。

よくもまぁ。
そんな作品に仕上がったなと。
今、つくづく思ってます。
遊びたいだけ、遊んでやれば、それだけで、何かを届けられるぞ、これ。
そう確信するに至ったんですよ。
今日の、照明、音響、舞台美術がそろった場当たりで。

いやあ。
これ。
観ていただきたいです。
いや、もう、おいらのことなんか観ないでもいいです。この際。
うちの連中を観て欲しいです。
ってか、観たいです。
客席から、おいらが誰よりも一番観たいです。
んで、腹を抱えて笑ったりしたいです。

もうね。
絶対ですから。うん。

幕が明日開いてさ。
お客様が入ってさ。
そこで、役者は初めて、自分の表現に出会います。
開幕前夜。不安な部分もたくさんあるのです。苦しい部分もあるのです。
それが全て、結実するのが初日です。
お客様の反応を感じて。
そこで芝居が完成します。

やっちゃいますよ。
ええ、やっちゃいますとも。

どうかどうか。
明日、そんな幕開けに立ち会って下さい。
おいらたちに会いに来て下さい。
絶対に損なんかさせないです。
楽しい時間を必ず皆様にお届けします。

あってはならないラストシーン。

その瞬間が今から楽しみであります。
あなたの人生に。少しだけ、色がつけば、それで充分です。

『松平サネユキが憂鬱』開幕まで一週間
公開:
要旨:

松平サネユキが憂鬱。

絶賛稽古中。

チケットもだいぶ少なくなってきた。
いつもの感じで、日昼、土昼は、もういつSOLDになってもおかしくない感じだ。
前回も、入れなかったお客様がいたので、なるべくお早めにご連絡、ご予約下さいな。

さてはて。
全てのシーンの演出が終わる。
無論、まだまだ手直しが入ることは当然だけれども。
ここからは連続で通し稽古だ。
どひゃあ。

いや、大変なんです。はい。
色々、寝る間も惜しんでるのに、なお、全然、何かする時間が無いです。
ま、倒れない程度に頑張ります、はい。

前回、麹町を演じた時もそうなのだけれども。
やっぱり、今回も台本の理解度が鍵。
ここでこうなって、あそこであんな仕掛けを残して、ここでこう帰結させる・・・。
そんな流れをがっつり頭に叩きこまないと、とてもじゃないけど出来ません。
かと言って、段取りばっかじゃ、芝居にならないし。
もう、自分の中が矛盾だらけです。
段取りだけど、気持ちで!とか、それ、ありえるのか?ってのも処理してます。

おいらたちはさ。
本業は?って聞かれた時に、役者ですよと答えてます。
そういうと、大抵の人は、え?役者で食えてるの?ギャラって結構出るの?とか言います。
食えるわけがないです。
今、多少テレビに出たって、映画に出たって、食えないですよ、役者なんて。
でもね。本業です。
だから、仕事って言います。
デビッドさんが、仕事のしすぎとつぶやいたのは演出ってことです。
演出でなんか食えないです。
むしろ、作家のがよっぽど社会的にも正しいです。
でも、作家じゃなくて、演出を仕事って言います。あ、作家も言うけど。
おいらも、そう言います。
ここは、仕事をしなきゃだなぁ・・・ってのは、芝居をしなくちゃって意味です。
劇団の雑務なんか、仕事って呼んだ事無いです。

そんな仕事。あるのかよ。
金にもならないでさ。
社会貢献にもなってないでさ。
あはははは。
なんて、思いつつ。
強く、これこそ、自分の仕事だ。本業だ。そう思ってます。
今、色々、頭がおかしくなりそうなほど、大変ですけど。
仕事ですから。
やっちゃうんです。
やっちまうんです。

ああ。ああ。
だから。
苦しいけれども。
ここをなんとか、乗り越えようと思うよ。うん。
こんなに楽しい仕事を見つけることが出来たのだから。

お願いがあります。
どうしようかなって考えている皆様。
是非とも、足をお運び下さい。
絶対に楽しいです。
間違いなく、楽しい時間を過ごせます。
おいらたちは、プロですから。仕事ですから。
完全にお客様を楽しませることができるように。
そういう思いで、仕事してるんです。
プロの役者ですから。プロのエンターテイナーですから。
笑ったり、笑ったり、ドキドキしたり、笑ったり、って忙しい作品です。
見れば、わかります。
大忙しです。

待ってます。
お待ちしています。
どうぞ、皆様のあの素敵な笑顔を。
おいらたちに届けてやっては下さいませんか?

そしてそして。
「24時間以内にこの船の中で誰かが死ぬ」
そんな殺人予告に、挑戦してみてくださいな。

これは、演劇ですけれど。
ちょっとだけ、演劇すら、はみ出してる作品になりそうなのです。

ああ、ああ、開幕まであとわずか!!!

狂言回し
公開:
要旨:

9月に入ったようだ。
まだ暑いけど、去年ほど残暑は厳しくなさそうだ。

10月の舞台。
一年ぶりにあの探偵を演じる。
前回演じた時は、坂崎さんちの愛タソがバックドロップスで演じたのだけど、今回は両方。
デビッド・宮原が名探偵を創造するとこうなる。
そういうものをもう一度、目指す。

実は十周年の龍馬二部作以降、主演というのはやってない。
劇団前方公演墳では、主演を何度も何度も演じてきた。
でもあれから4年だ。
そんなにやってないってのは、初めてだ。

龍馬以降。セブンではパンパンたちが主役だった。
ヒーローでは、ツトムだった。
「神の味噌汁」では再び龍馬で、「この夜〜」では今回演じる名探偵麹町新之助。
「セリフサービス」では三塁君で、「スピチアルリ」では茶伊奈刑事。
どの役にも思い入れがあって、大好きな役だ。

思えば。
どの役を演じる時も、どうやって役作りして掘り下げようか?と考えていたと思う。
物語の中心にイなくても、お客様がこの登場人物にはこんな人なんだろうな?と想像出来るような。
違った物語をなんとなく想像できるような。
そのぐらいまでは作りこまないとって思ってた。
麹町でスピンオフをやりたいなぁとデビッドさんが言っていた時は。
ああ、一応、役作り出来ていたのかなと思えた。
それ以降、三塁くんの他の話だとか。茶伊奈刑事の2時間ドラマだったらとか。
そういう想像が膨らむような役作りをしてきたつもりだ。

ただ。
往々にしてミステリーにおける探偵役というのは、実は主役というのとは違う。
多くのミステリーにおいて、主人公は被害者か、あるいは犯人であったりする。
名探偵というのは、結局、狂言回しにすぎない。
感情を表にすることなんかほとんどないし、動機よりもむしろトリックを暴くのが探偵だ。
物語の底に流れている「人間」とは対極に位置して、物語を進める役だ。
実際に「この夜〜」では、そうだった。
今回も、「人間麹町」に触れるかと言われれば、どうだろう?って思う。
人間の一番みっともない汚い部分を晒すには、名探偵という役割が似合わない。

小野寺隆一ではない。
あくまでも、他者だ。
もちろん、小野寺隆一が演じるのだから、本質的には同じ部分がある。
でも、他者になる。
そういうつもりで役作りをしていく。

おいらではない彼の、何を観たいだろう?
名推理かな?人間かな?
あるいは、もっと表層的な何かなのかなぁ?
笑っちゃうようなアレかなぁ?

最初に「この夜〜」で登場した時。
ただの金田一耕助のニセモン的な存在でしかなかったと思う。
そこから、デビッド・宮原が書く名探偵という要素が増えて。
バランスを見て「この夜〜」の主演、薫の対極、対比という役作りをした。
確かに続編を作れば、麹町第二の事件になる。
しかし、今回は、対比もないし、既に生まれているキャラクターだ。

おいらは、この作品でお客様に何を。

それが、ずっと頭の根っこにあって。
それを、ずっと探しながら稽古している。

面白がってくれさえすればそれだけで充分なのだけれど。
こんな名探偵いねーよ!ってだけでもいんだけれど。

どうせ、ケッとか言うんだろう?
公開:
要旨:

うだるような暑い夏の日。
今日、ジョンの骨を拾った。

メールを読んでも。電話で聞いても。
実感なんて何もわかない。
おいらは知ってた。
今日、会えば。
ジョンに会ってしまえば、否応なく、死を受け入れるしかなくなることを。
またしても、そんな日が来ちまったことを。

・・・トモダチよ。もうコリゴリじゃ。

普段、ユタカと会っていたような服で来て下さいとお母さんに言われた。
テロテロの渋谷屋根裏の記念TシャツにGパンにつっかけ。
ジョンに会いに行くのに、気取る必要なんかない。
ただ、会いに行くだけなんだから。
いつものように。
今までのように。

毎週、何時間もリハをして、毎週、何時間も飲んだ。
それが延々と何年も続いた。
そういう仲間が何人もいる。
劇団にもバンドにもいる。
そういう仲間を喪うだなんて、考えもしない。
何かをついでにもぎとっていってるんじゃないだろうか?
おいらの何を持っていったの?

・・・いなくなっちゃヤダ。

冷たいジョン。
花とタバコを棺に入れた。
入院中。闘病中。吸いたくても吸えなかっただろうなぁ。
思う存分、吸えよ。
言っておくが、心臓になんか悪くないんだからな。
おいらたちはいつか居酒屋でそう結論づけたもんな。
心臓の病気だからって、取り上げるんじゃねぇや。
なぁ、ジョン。
本当は酒も入れてやりたかったんだけどさ。
液体は無理だし、瓶や缶もダメって言われちゃうかもしれないからさ。
まぁ、グラスに満たしたビール。いつかの居酒屋で置いといたからさ。
それで我慢しておくれ。

ジョン。
お前、実は一番長く続いたバンド、うちだったべ?
知ってんだぜ。実は。
たくちゃんにも、実はうちのバンドのことは珍しく話してたべ?
けなしながらさ。
やいのやいの言いながらさ。
怒ったりしながらさ。
でも、さんざん笑ってたもんな。

ごめんなぁ。
ごめん。
急にメールなんか来たからさ。
あれ?って思ってさ。
見舞いに行かないとって言ってたんだぜ。
なんだよ。
7月いっぱい入院してるとか言ってたじゃんか。
突然行って驚かそうって言ってたんだぜ。
なんで、行こうと思ってた日にあんな連絡が入るんだよ。
ごめん。
ごめんなさい。
すぐに行けばよかったね。
不安だったね。寂しかったね。
こんなにあっという間だと思わなかったんだ。

兆候はあったんだろうな。
目が見えないとか言ってたもんな。
足がむくむってのも聞いた気がするよ。
病院行けよって言ったよな。
でも、そんな深刻だなんてちっとも思いもしなかったよ。
なんだよなぁ。もぉ。

バンドなんか楽しくなきゃ意味がないって言うおいらにさ。
何度、ジョンは、音楽なめんな!って言っただろう。
なめてなんかないんだけどさ。
苦しいのも含めての楽しいだからさ。
でも、何度も何度も言われたなぁ。
でも、楽しかっただろ?
おいらや、織田さんと、カズマくんと馬鹿みたいにかっこついけてさ。
楽しかったに決まってるよ。

ま。わかってると思うから言っておくぜ。
さんざ、ジョンとは居酒屋で話したけどさ。
天国なんてない。
神様なんていない。
死んじゃったら、ただ、消えてなくなるんだ。
だから、ジョン。
もう、君はいない。
どこにもいない。
存在しない。
何もない。
君の声が聞こえたとしても、きっと、おいらは幻聴だと思うだろう。
君のベースが聞こえたとしても、きっと、おいらは幻聴だと思うだろう。

残っているのは記憶といくつかの音源だけ。

それなのにね。
何回、ジョン。
君と話しただろう?
おい、ジョン。
そうやって、何回呟いただろう?
あと、何回、口にするだろう?

アメリカのソロ回しで、ジョン!って叫ぶの好きだったなぁ。

また、嫌味の一つぐらい言えよ。
くっだらないこと言って、また怒らせるだろうけどさ。
たまには、笑わせたじゃんか。

君の訃報に。
コメントが付いてたよ。
読んだ?
君は間違いなく愛されていたよ。

君は間違いなく愛されていたよ。

LittlesadisticDoorsを応援してくださった皆様へ
公開:
要旨:

こんな報告はしたくありませんでした。

7月12日
ローリングストーンズ記念日
未明

ベーシストのモリタ ジョン ユタカが、病気で亡くなりました。

38歳でした。

まだ僕も織田も一磨くんも、心の整理がついていません。

ただこの場をお借りして、応援してくださった皆様へご報告させていただきます。

ほんの少しだけ。
ジョンのベースを思い出してやってください。

(・・・)→(------)
公開:
要旨:

はてさて。
残務も残りわずか。
反省会を終えれば、スピチアルリは、やっとそこで終わる。

今回は、色々と変わったよなー。
チケットの予約方法が変わったでしょ。
それに、初めて、当日パンフに次回公演の詳細を記載できたしさ。
その上、次回公演の先行販売も出来たよ。
そしてそして、DVD撮影も出来た。
本公演だけど、受付とかまで自分たちでやったりね。
うんうん。
ま、試行錯誤ではあるけれども、着実に改革実行中だよなー。

やっぱりさ。
演劇の一番難しいところは、稽古期間があることだよ、きっと。
ま、演劇だけじゃなくて、ショービズは。
だから、ほぼ毎日公演の歌舞伎なんかは古典の名場面集みたいな興行になるわけだよね。
或いは、落語だって音楽だって漫才だって、持ち芸を持って、何組も出演させるっていうさ。
宝塚や四季は、グループ分けして、一方の公演期間に稽古をするとかさ。
要するに、稽古期間を必要なくする努力をして毎日の興行をしているわけで。
前墳とか、小劇場だと、なかなかね。そうもいかない。
なんか、実験的に毎月舞台やった団体とかもあるけどさ。
それは、台本も稽古も、アイデア出して、どんどん演劇から離れちゃう方向に行くしさ。
そういう意味では、おいらたちは、毎日芝居のことを考えても、お客様には、半年に一回とかで、なかなか、こう演劇の興奮が続かないってのがあるんだと思うのね。

そういう意味ではさ。
公演に行った時にね。
過去の公演のDVDがそこに売っていて、次回公演のポスターが張ってあって、先行予約できる。
そういう線の公演にしていけたらベストだよね。
一回の公演のようで、前回、次回と繋がっているっていうさ。
今回はその第一歩を踏み出すことが出来たってわけでございますよ。ハイ。

ま、そういう意味では意義があったなーってとっても思うです。
もちろんね、反省点もすんげえあるの。
もうね、事務的レベルから、もちろん、演技的レベルまで。

役者ってさ。
きっと、主観と客観の間に立つ職業だよ。
これが、とても難しいんだなって改めて思った。
個人的な反省はさておき、全体で観るとね。うん。
今回の作品の、台本の面白さを開演前にどれだけ役者たちで共有できてたかな?っていう。
やっぱり、自意識ってのをきちんと理解していく稽古が必要なのかなって思った。

さてさて。
もうお客様の中には次回公演のチケットを持っている人がいるんだなぁ。
おいらたちも、休まずに、どんどん線にしていかなくちゃいけない。
事務的レベルで、線になりつつあるんだからさ。
今度は演技的なレベルでも、線にしていかなくちゃ。

麹町新之助かぁ・・・。

おいら、実はあいつの謎を一個、残してるんだよなぁ〜。

コーカイダキョーニチジョーテキトーホント
公開:
要旨:

えっと、あの、なんか。
みんな、公演後のBLOG盛り上がってますねー。
そうですねー。
そうですよー。

はい。
おかげさまで。
想像以上に好評いただきました。
作品も。
そして、なんでかフラメンコ。
茶伊奈刑事さんも。
とても、ありがとうございます。

だまされちゃいけません。
茶伊奈刑事さんは、そこまで、そこまでです。
はい。
ふふふふふふ。

なんでしょうか。
その作品の軸といいますか。
テーマ的な部分とかですね。
そういうのには、あんまりにも触れていない役でしたので。
そうですね。
寿司屋で言えばガリぐらいの、存在です。はい。
あ、おいらは、ガリ好きです。
ガリの海苔巻きって美味いんだよなぁ。

まぁ、でもですね。
そのテーマ的な部分と。お客様の日常の、橋渡しが出来ないかな?ぐらいは思ってましたよ。
だってさ。
そこまで後悔してる一日がある人なんていないと思うもの。
まぁ、なくはないだろうけどさ。
友達を間接的にアレしちゃったとかさ。うん。精神的にアレしちゃったとかさ。
そうだなぁ。親が実は未解決事件の犯人なんてさあ。
きっと、お客様の中に、そんな人、5〜6人しかいないでしょうよ。
そういう非日常を抱えて生きているなんて人は、現代ではごく少数でしょうよ。
戦時下とかなら、きっと、それも増えるのかもしれないけれどもさ。
そうすっと、この作品の持つテーマには普遍性があるのだけれどもさ。
こう、すっと、入りづらいだろうなぁって思ってさ。

だもんで。
おいらは、その後悔のもっともっとずっとずっと水で薄めて、撹拌して、蒸気にしたような。
そんなとこを雰囲気でやりたいなとか思ってましたよ。
そんな書き方じゃわかんねぇよ。
そっか。わかんねぇな。
んっと。
そうさな。
「妥協し続けている日常」
・・・みたいなトコ?をちょっとやってみたいなと思ってましたってことです。

あ。まぁ、シュールな笑いとかももつろん、目指しつつね。

このぐらい、後悔も薄まると、結構、見に来て下さるお客様にもそれぞれ少なからずあるだろうなってさ。
思ったわけでございますよ。
で、まぁですね。
組織に迎合しちゃってる刑事っつーのをですね。
ベースにしたといいますか。
そういう感じで進めてみました。

だってさ。
そりゃ、おいらも多少の妥協なんか何度もしてるけどね。
基本、妥協とか後悔なんかしないで生きるって決めてるからね。
妥協し続けるなんてのは、もうダイッキライですから。
堂々とね。胸を張って生きられないなんてつまらないっすから。
だからね。
そういうおいらが、出来る事って、今回の作品で、今回のテーマでなら。
そんな触れ方でしか、遊べなかったんだな。うん。多分。
あはははは。
まぁ、台本は決まってるんだから、その中で、方針的なね。
作品の軸の外側で、ちょっと、物語に厚みが出ればいっか程度にね。
まぁ、自由ですよ。縛りはいつもよりも少なかったもんね。うん。

ホントだよ。
計算して組み立ててたんだってば。
イショーもシチサンも、最初から最後まで。
ただ、好きなように、テキトーに、遊んでたんじゃないんだってばあ。

あれ?

おかしいなあ。